文部科学省が主催する「アントレプレナーシップ派遣事業」で、パナソニックITS(株)代表取締役社長の田辺孝由樹さんによる講話がありました。「アントレプレナーシップ(起業家精神)」とは、さまざまな困難や変化に対し、与えられた環境のみならず、自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神や姿勢のことで、起業家精神をもつ人に共通するのは、「責任感が強く、目的達成の意欲が高い」、「高いコミュニケーションスキルと協調性をもつ」、「ポジティブ思考でリスクを恐れない」等があるとのことです。失敗経験が自身の役に立っており、失敗をガソリンに例えて、ガソリンがあるからいろいろな国へ行きいろいろな体験ができたと話をされました。中学時代に家族、健康、精神、お金といった7つの領域で目標を設定することが人生を存分に楽しめるとおっしゃっていました。他人への期待ではなく「自分への期待」、運がよい悪いではなく「運は自分が創り出す」、できない理由を探すのではなく「できる理由を探す」、問題に焦点をあてるのではなく「目標に焦点をあてる」等のアカウンタブルが大事であるという話でした。