12/5(木)2年生:シヅクリ校内発表会

2年生は、総合的な学習の時間で「シヅクリプロジェクト」に取り組んでいます。自分たちが暮らす函南町の新しい可能性を発見し、函南町をよりよくするために、イノベーション(これまでなかった価値を生み出すこと)を起こしていく探究活動です。

12/5(水)はSTEP14「校内発表会」でした。生徒は、建設システムと加和太建設のリソースをもとに、自分たちならではの企画を何度も練り直してきました。2社の方々を前に、自分たちが考えてきた企画を5分間で発表しました。

小さい子どもがいるお母さんが服を買いに行く時間も余裕もないことに注目したチームは、建設システムのアプリを活用し、家でいろいろなブランドの試着ができ、買い物ができるアプリを企画しました。函南町の観光客が少なく知名度が低いことに注目したチームは、加和太建設の建築技術を活用し、函南町の温泉と特産物を生かしスイカ風呂やトマト風呂、丹那牛乳の形をしたサウナをつくり、函南町のHPにアップして集客するアイデアを企画しました。また、農業後継者がおらず使わない土地が増えていることに注目したチームは、建設システムのアプリを活用し、野菜を育てるアプリを開発し、農業に興味をもつ人を増やすアイデアを企画しました。動画を自作したチームもあり、どのチームも大人が発想しないようなアイデアや見応えのある企画を発表をしていました。企業の方から質問されたときも、堂々と受け答えをする姿が印象的でした。その後、2社から「継続性のある企画でおもしろかった」「町民の楽しむ姿がイメージできるよいアイデアだった」等、すべてのチームに対して講評をしていただきました。リソース活用力、企画力、地域の貢献度の3項目で審査した結果、各クラス1チームに優秀賞、2チームにグッドアイデア賞が与えられました。優秀賞に選ばれた4チームは1月18日(土)に開催される「静岡カプファーストステージ」に進出します。生徒の感想には、「今までの成果を出すため何回も練習してがんばったから楽しかった。賞は取れなかったけど、いい経験になった。」とあり、約3ヶ月にわたるシヅクリプロジェクトは、どの生徒にとっても何かを学ぶ活動になったようです。